@article{oai:surugadai.repo.nii.ac.jp:00002469, author = {徐, 丹儀 and 野村, 正弘}, issue = {1}, journal = {メディアと情報資源}, month = {}, note = {P(論文), 日本帝国主義は当初から満州移民事業を重視し、開拓移民として有望なのは、青・少年(若者)と考えていた。開拓農業移民政策にかかわり、満蒙開拓と青少年義勇軍の募集や送り込みなどの政策に関する事実が明らかにされている。満州の広報や宣伝に関する研究は放送、ラジオ、新聞を対象としてきたが、雑誌、絵本、漫画またポスターなどの多様なビジュアルメディアも、当時の庶民生活の隅々に深く関わっていた。また、色は人の感情や認識にも深く関わり、事物の識別やコミュニケーションにも大きく役立っているため、色彩ビジュアルメディアの重要性を否定する事はできない。 筆者らは正確な結果を導くために、配色スケールの適用という研究方法を導入した。その結果を用い、満州における青・少年向けビジュアルメディアと移民政策との関係を検討する。テキスト分析では、それらに記載された記事の内容について質的および量的な分析を行った。 ビジュアルメディアは検閲の影響を受けながら、移民国策を宣伝するための手段として次第に強硬になっていったことがわかった。また、王道楽土と共存共栄を明瞭に宣伝したことも判明した。その結果、青少年が満州を支援する気運も高まっていたと推測できる。}, pages = {1--17}, title = {満州における青・少年向けビジュアルメディアと移民政策}, volume = {29}, year = {2022} }